
覚醒剤やめますか?
それとも
人間やめますか?
という、それはそれは昔々の有名なフレーズを思い出してしまいました。
ヘタなホラー映画を観るよりホラーな話でした。
何の悪びれもせず薬を手に入れようと悪さばかりしている主人公達の気持ちも怖かったです。
「痩せる薬」(と信じていた)を飲みつづけてテレビと現実がわからなくなるママ。
そして息子である主人公にも夢と現実がゴッチャになる症状が現れます。
薬のやりすぎで腕が腐る主人公。
薬の飲みすぎで気が狂うママ。
薬を買うお金が欲しくて金持ちに買われるガールフレンド。
ハッピーエンドには決してならない夢も希望もない映画でした。
自業自得とはいえあまりにも救われない主人公達はせめて安らかに眠りにつく事ができたのでしょうか?
薬におぼれた彼らのラストの胎児のように眠るシーンは印象的でした。